2009年5月31日日曜日

メルマガに潜む曼荼羅?

先日、会社の顧問の一人としてお世話になっている、廣川州伸さんが発行しているメルマガに、感想を送信しましたところ、メルマガ上で引用していただきました。

その数日後のこと。20年前に、僕が講談社に対して、メディアミックスに関する、商品開発のコンセプトを提案した時の資料が、書棚の奥からバサっと落ちてきました。

廣川さんに引用されたメールと、僕が作成した大昔のプレゼン資料の内容が、シンクロしていたため、久しぶりに、不思議な感覚に陥りました・・・
どちらも、仏教の世界観を象徴的に表現した曼荼羅から、「気付き」を得たものでした。
メールの該当部分を、改めて掲載します。

「ビジネス作家通信-仕事で幸せになろう!」
怒涛の365日連続第110号(2009年5月21日号)
発行:コンセプトデザイン研究所所長・作家・廣川州伸
http://archive.mag2.com/0000281725/20090521060000000.html

元NHK&テレビ東京ディレクターの芹澤比呂也さんから、本メルマガの感想と意見が届きました。ちょうど、火曜日のテーマを「サムライ交友録」に変えようと思ったときでした。火曜日の記事を読んで書いてくれたのか、たまたまシンクロしたのか、わかりません。でも、人にフォーカスする方針は、強化したいと思います。

◆メルマガ読んで再発見

3月の一時期、どういうわけか受信フォルダーからはじかれて、迷惑メールのフォルダーに入れられていたメルマガを、引っ張り出して読んでみました。

このころのメルマガは、特に、日常雑多ネタからの考察や、有名人がらみの教訓ネタが散見され、個人的には一番面白かったです。

何が面白かったかというと、人生経験豊かな人間が、さらにいろんな場所で、長い時間軸を経た人や物について、率直な「気付き」をわかりやすく語っている点です。

その対象は有名人でも、無名の市井の人々でも、また、自然であっても、人間がささやかな日常の中で、生き方に関わる叡智に触れたときの心の動きは、読むものの心を揺さぶります。

休みの日に散歩から戻り、ポスターを眺めながら考えてみました。「気付き」とは、心の動きの連鎖の数が多いエピソードほど、複雑で、味わい深いものになるのではなかろうか。

人間社会の中で営まれる、感謝や感動、悲しみや怒りなど、様々な感情の連鎖。さらに、その様々な感情が渦巻く人間社会を、あるときは荒々しく、またあるときは優しく、変幻自在に包み込んでいる自然。これらは、何重にも入れ子構造になった、曼荼羅そのものです。

僕の部屋には、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅のポスターが、一枚ずつ貼られています。 それぞれ、空間と時間を象徴しているものだと、勝手に単純化した解釈で、朝と夜に、眺めています。

PR通信社 イーネット・ブレーン

その先を目指すコミュニケーション戦略
http://www.enb-inc.jp/

2 件のコメント:

半度人 さんのコメント...

今日はー解ることがありましたら教えてください。
1番。印刷物と2番。原画で効果は違うのですか?
マンダラについてです。

匿名 さんのコメント...

半度人さん

曼荼羅は眺めた後、自分で書いてみることが大切です。南方熊楠のように、身の回りのあらゆる事柄の因果関係の入り口と出口を線でぐるぐる描いて、接点の多い部分に、いったい自分の生活や興味の対象として何があるのかを確認するといいと思います。

鉄道路線図を書くイメージです。
乗換駅は、予め想定してもいいし、結果的に新たに付け加えることもあるでしょう。