2009年2月23日月曜日

映画「シリアの花嫁」

土曜日から岩波ホールで公開中の
エラン・リクリス監督の「シリアの花嫁」を見てきました。

映画の舞台はゴラン高原北部の町。
ゴラン高原は第三次中東戦争(1967年6月勃発)で
イスラエルによって占領されたシリア領です。
領土をめぐる複雑な歴史を知らなくても
巧みな構成で味わえるので心配は要りません。
内容はタイトルから受ける第一印象そのままです。
家族、国家、民主主義、いろんな幻を追い求める男達と、
それとは裏腹にたくましく生きるリアルな女達よ・・・という作品。

パンフレットに寄稿している翻訳家の
金原瑞人氏(芥川賞作家金原ひとみの実父)の
言葉も一見の価値アリです。

明日会うナジーブさんは確かシリア出身。
この映画をご観になったでしょうか。

取り急ぎ。

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