2010年1月3日日曜日

マジック・アワー

仕事始めとなる本日の打ち合わせ。石老山の西側斜面に陽が落ちて、入り江から伸びる長い水面の朱色の筋が消え、夕暮れがやってきました。相模湖の「マジックアワー」の幕開けです。

マジック・アワーとは、昔の活動屋が好んで使っていた言葉です。
陽が沈んだ直後、まだほのかに陽の明かりが残り、ぐるりと空一面が真っ赤に染め上がる僅かな時間帯のことです。この時に撮影されたシーンはすべからく絵になるという意味で特別な時間帯です。大竹しのぶのニコスカードのCF「オペラ観劇帰路編」や、映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のラストシーン。どちらも、背景は真っ赤に染め上がった夕焼け空です。

こうしたマジック・アワーの現場で、沈む太陽を経済大国や主要産業に置き換えて眺める時、感慨深いものがあります。巡る時代の節目ごとに沈んだり昇ったり・・・。近・現代史上、太陽は経済活動に投影されて語られてきました。

一晩経って、上る朝陽は変わりはあるのか。
照らし出されるのはどこか。

新しい時代の幕開けはいつもワクワクします。


PR通信社 イーネット・ブレーン

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