2009年6月28日日曜日

気持ちが動く瞬間

年表創造コミュニティー「histy」を開発した高橋誠氏が、動画やサイトのリンク集を送ってくれました。

かなり個人差があるとは思いますが、一つ、二つ、 お気に入りに出合えるかも知れませんのでご紹介します。
(★印:芹澤の感想です。)


■元気の素 リンク集

●動画

○Apple創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチhttp://www.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s
アップルのCEOのスティーヴ・ジョブスが2005年6月にスタンフォード大学の卒業式で行なったスピーチの動画です。
★昔、テレビ局のある女性デスクが、このスピーチを和訳してスタッフみんなに一斉メールで送ってくれたことがありました。ジョブスが言う「過去を振り返って点を繋げる」とは、「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる。」という意味だと思いました。

○環境問題の活動家・12歳の伝説のスピーチ 環境サミット@リオ http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg
1992年6月。ブラジル、リオ・デ・ジャネイロでの「環境と開発に関する国連会議(環境サミット)」に集まった世界の指導者たちを前に、たった12歳の少女、セヴァン・スズキが行なった伝説のスピー チの動画です。
★セヴァン・スズキさんと交流を続け、環境文化活動を推進している文化人類学者の辻信一先生とは5年間お目にかかっていません。お元気でしょうか。セバン・スズキさん以外にも、辻先生が注目していた少女がいます。エクアドルでの地域通貨運動のリーダーをしていたぺニェレーラ。当時、僕は『ドルと戦う少女、ぺニェレーラ16歳』というドキュメンタリー企画を進めていましたが実現しませんでした。

○ランディ・パウシュの「最後の授業」
http://www.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA
末期ガンにかかって余命の少ない、カーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授が、2007年9月に行なった最後の講義の動画です。
★知性とは何か。叡智とは何か。人間の可能性を感じさせてくれます。

○明治安田生命 CM「あなたに会えて」シリーズhttp://www.meijiyasuda.co.jp/profile/event/dear/
生まれてすぐダウン症にかかり余命わずかと宣告された秋雪くんとご両親の関係を描いた「たったひとつのたからもの」は必見です。
★ラストのポーズは、自分にも経験があります。

○「一秒の言葉」キャンペーン
http://www.1byou-no-kotoba.jp/
「一秒の言葉」をテーマにつくられたセイコーのCMの動画です。
★映像作品としては、物足りなさを感じますが、もしかするとそこが狙いなのかもしれません。

○旅立つ日
http://www.youtube.com/watch?v=dSx9Ybc-IDY
象のお父さんが天国に旅立つ日を描いたアニメです。
★象の生態を前提にした作品なのでしょうか。僕は、WALKING TOURの方が好きです。

○WALKING TOUR
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=6468
人生の歩みをアニメで描いたフラッシュ動画です。人により評価は分かれるかもしれません。
★「旅立つ日」と比べると、より一般化・普遍化されているように思いました。

○「ありがとう」って言いそびれたヤツいる?
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=6133
亡くなった母親について書いた2チャンネルのメッセージをフラッシュアニメにまとめたものです。
★最近、なるべく口にするよう心がけている人がいますが、全然足りないもどかしさがあります。さらに、いまだに言いそびれている人もいます。

○Where the Hell is Matt? (2008)
http://www.youtube.com/watch?v=zlfKdbWwruY
マットがいろんな国のいろんな場所で踊っている動画です。
★マイケル・ジャクソンにもやってほしかった・・・。

○Everything Is Possible [Great Mix]
http://www.youtube.com/watch?v=FUCSJQjPEu4
すごいパフォーマンスを集めた動画です。
★big waveは圧巻。

○とてつもない日本のはっぱ隊
http://www.youtube.com/watch?v=kmz8bD8Rs4o
フジテレビ系放送されていた番組「笑う犬の冒険」に登場していたはっぱ隊の世界での反響をまとめている動画です。
★ばかばかしいけど、バラエティー番組の可能性を感じさせてくれます。

○思いは招く 植松努さん講演
http://www.youtube.com/watch?v=XNMiLEmHyNY
北海道の町工場で宇宙開発にチャレンジしている植松電機の植松努さんの講演の動画です。
★報道されているのは、彼の人生の中のほんの一面なんですね。

○名言集~元気の出る言葉たち~
http://www.youtube.com/watch?v=GsCpxjaxttM
元気の出る名言を集めた動画です。
★音楽がうるさい。結論の「ポジティブシンキング」というのは安直。「生きるとは結論を先送りにする叡智である」っていうのはどうでしょうか。

●テキスト

○逆説の十カ条『それでもなお、人を愛しなさい』よりhttp://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/e/77a0553a7b62b081e4c27a3190b5e7f0
ケント・M・キース『それでもなお、人を愛しなさい』からマザー・テレサもよく言っていたという「逆説の十カ条」です。
★三浦綾子が言うとウソ臭いけど、これは少し納得させられます。

○『祝婚歌』
http://www5.plala.or.jp/kappa_zaru/shukukonka.html
詩人の吉野弘さんによる、結婚する二人を祝福する詩です。
★離れ業とでもいいましょうか・・・。僕は失敗ばかりです。

○「命を見つめて」
http://www.nishinippon.co.jp/news/2005/0116song/
ガンのために13歳で死去した猿渡瞳さんが、死去する前に書いた作文です。
★死を「穢れ」や「恐れ」として日常から切り離してしまった現代社会で、奇跡的な精神の進化を一瞬の内に成し遂げた偉人の言葉だと思いました。

○直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070317/p1
『ネット進化論』などの著書で知られる梅田望夫さんがブログ上で書いた記事です。
★今の日本には起業家精神を誤解している人が多いような気がします。
たとえば、緩やかな勾配の螺旋階段を歩いている人がいるとします。少し離れて横から見ると、きっと左右の往復運動に見えるでしょう。また、螺旋の上から覗き込めば、円運動をしてるように見えるでしょう。
右往左往しながら、堂々巡りしているように見えるかもしれませんが、二度と同じ場所を通過すとことはない。これが、進化の過程だと思います。
私のフレームワークは3つ。
①螺旋階段を自ら歩くこと
②螺旋階段を外側から観察すること
③螺旋階段を俯瞰して眺めること。

●その他

○ほめられサロン
http://homeraresalon.com/
自分の名前を入れると、いっぱいほめてくれます。
★最近話題になっているようですが、個人的には気持ち悪い・・・。ワンパターンが過ぎる。70歳代や80歳代用の言葉をもう少し考えてもいいんじゃないでしょうか?

○リグレト みんなで「ヘコむ」を楽しもう!
http://rigureto.jp/
日々の小さな「ヘコみ」や「後悔」を公開してみんなになぐさめてもらうというサイトです。
★とことん落ち込むことも大事なんじゃないの?そんなこと言う男はもてないんだろうな。

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その先を目指すコミュニケーション戦略
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2009年6月22日月曜日

地域×都会=?

地域と都会に住む人々をつなぐ取り組みが加速しています。

以前、私が訪れ、その森のすばらしさに感動した岡山県西粟倉村の木材が、クリエイティブなデザイナーと熟練技術を持つ大工の手で、「本物の家具」に生まれ変わる・・・。

「共有の森事業」を展開している㈱トビムシが、大工とクリエーターでつくる家具プロジェクト「DAIK(ダイク)」とコラボレーションして、地域の森林資源を活用した家具の制作を開始するというのです。

http://www.amita-net.co.jp/info/release-20090616-000897.html

トビムシは、国内初となる林業支援の事業ファンド、「共有の森ファンド」を創設していて、その第一弾となる岡山県西粟倉の事業に対する出資を募っています。
今回、具体的な商品化への目処が立ったようです。

提携先の「DAIKプロジェクト」を率いるのは、家具から住宅設計、路地裏のプロジェクトまで、生活デザインを多方面に展開している西田司氏。これまで、グッドデザイン賞など、数々の賞を受賞してきたトップデザイナーです。

いったいどんなものが出来上がるのでしょうか!?

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年表創造コミュニティー「Histy」ってなんだ?

仲間の友人が、ロサンゼルスから帰国して、すごいSNSを立ち上げました。
専用フォームに年代や出来事を入力するだけで年表を作成できる「Histy」というサービスです。資料を見て感心。サイトにアクセスしてびっくり。

私には、ITソリューションを自分で開発する能力はありませんが、新たなコミュニケーションツールとしてブレイクすると確信した次第です。

こんなのが、欲しかった・・・。まずは、動画の説明を。
http://histy.jp/?m=pc&a=page_o_movie_home

以下、リリースの概要です。

高橋誠氏が立ち上げた、ネットベンチャーのスマイルメディア(神奈川県大和市)が運営するこのサービスは、ユーザー同士で交流するSNS機能はもちろん、複数人で年表を共同制作することも可能です。

閲覧時は、入力した年代とタイトルが一覧表示され、クリックで出来事や画像が表示されます。ほかのユーザーと自分の年表を比較したり、コミュニティー機能を利用して複数のユーザーで特定のテーマについての年表を作ることも可能。

7月に追加する有料サービスを利用すれば、年表をCSV形式でダウンロードしたり、印刷することもできます。作成した年表は、年代とタイトル、できごと、画像を、専用フォームに入力して作成する仕組みで、「0歳」「1歳」といった年齢をタイトルにした「自分史年表」や、「有名人の年表」、「製品シリーズの開発年表」、「社史」などの作成が可能です。作った年表は、「ネット全体に公開」「Histyユーザーにのみ公開」など、公開範囲を設定できるようになっています。

有料サービスは、個人向けと法人向けの2種類に分けられていて、人向けは月額525円。法人向けは、初期費用、年間維持費用とも5万2500円かかりますが、機能はさらに充実しています。企業の専用ページを作成したり、社史をサイト内の目立つ位置に掲載したり、年表をブログパーツ化して、会社の公式ブログなどに貼り付けられる機能も付加されています。

このサービスは、自分史を記録した自費出版の書籍やビデオなどがシニア層の間で盛り上がっていることなどがきっかけだったといいます。1月にサービスを始めていて、現在の会員数は数百人。今後1年間で無料会員数10万人、個人有料会員数1000人、法人有料会員数100社を目指しています。これは、一気にブレイクするかもしれません。高橋誠氏は「年表のWikipediaになりたい」と意気込んでいます。

私としては、全国各地の郷土の文化・歴史をベースに、新たな地域経済活性化のツールとして、イーネット・ブレーンの事業に活用できないか、検討を始めています。
1年以内に、是非、英語版も作って欲しい・・・。 日本語で作成して、即座に英語に自動翻訳できる機能を!

高橋さん、がんばってください!

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2009年6月20日土曜日

七福神で大発見?

最近、縁あって、建築文化史の研究者、一色史彦先生とお話しする機会が増えました。先生は、世界的な七福神の研究家としても知られており貴重な著書を一般向けに書かれています。





これまで講演活動を続けながら七福神の巡礼コース「七福神巡り」を作ることで、日本の文化財の保護と活用を進め、地域社会の経済と人のこころを元気にしようと、宝船の運航に精を出してきました。

七福神の恵比寿さんは、誰でも知っているかもしれませんが、7つ全部言える人は、まずいないとおもいます・・。以下、一色史彦著『一休さんのモノにココロあり 七福神の創作者』を参考にして、ざっとおさらいしてみます。

①恵比寿さん
七福神の中で唯一日本の神様。生業を守護して、福をもたらす神として、日本の民間信仰の中で広く受け入れられてきました。

②大黒天(だいこくてん)
右手に持った打出の小槌は、振れば金貨がざくざく出てくると言われていますが、実はナマケモノの農夫に、もっとまじめに働きなさいと、頭をゴツンとやる時に使うのだとか。
その結果、流れた汗で、肥沃な大地で収穫が上がるという、とっても深~い意味があります。インドのヒンドゥー教では破壊神とされるシバ神の別名です。

③毘沙門天(びしゃもんてん)
左手に持っている宝塔には、財宝がぎっしり詰まっていています。 ヒンドゥー教でも財宝・福徳をつかさどる神として崇拝されています。

④弁才天(べんざいてん)
七福神の中で、唯一の女神。琵琶をもっていて、別名は妙音天。水を有するものという意味があって、こちらも、元来はヒンドゥー教の神様。ヒマラヤ山系からの雪解け水は、恵みの水ですが、大洪水を引き起こすこともあります。女を怒らすと恐ろしいのです。

⑤寿老人(じゅろうじん)
鹿がまとわり付いている、中国から来た福神で、長命・延寿を司っています。

⑥福禄寿(ふくろくじゅ)
道教で強く希求される3種の幸せ、幸福、封禄、長寿の全てを兼ね備えている福神。長い頭にはギッシリ知恵が詰まっているそうです。

⑦布袋尊(ほていそん)
七福神の中で、唯一実在の人物。大きな袋を抱えて町を歩き回って、人がくれるものを何でも匂いをかいでから、袋に投げ込んでいく変わり者?弥勒菩薩の生まれ変わりだったそうです。

①の恵比寿さんは日本の神様ですが、②~④はインドの神様、⑤~⑦は中国の神様。七福神は、見事な神道・仏教・道教の混合部隊です。
英語で表記するときは“the Seven Happiness Guardiands!”
キャラクターにして、ゲームやアニメにすれば、
新たな「クールジャパン」ブームがやってくるかもしれません。

さて、一色史彦先生は、一休さんが七福神を考案したという仮説を唱えていますが、今のところ、他の研究者からの異論は出ていないそうです。
結構な、大発見なのでは???


一色史彦略歴
http://www.kasumigaura.net/kokentik/daiku/1iro.html




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2009年6月10日水曜日

流れ星に願いを掛ける合理的根拠

紫陽花がきれいな梅雨の季節となりましたが、この季節、夜道を歩く時の楽しみは、残念ながら、一つ減ってしまいます。

空気のきれいな地方に出かけても、見上げる夜空に星を見つけることは難しくなってしまうからです。いまから梅雨明けが待ち遠しい・・・。

僕は、夜空に浮かぶ動かない星に向かって、のんびり願いを掛ける習慣はありませんが、流れ星に向かっては、急いで3回願いを唱えます。

反射的に願いをつぶやく行為。実は、これには、ロマンティックな意味ではなくて、目標の達成に効果があるとのだと、大真面目に考えています。

自分の目標について、常に具体的なイメージを持ち、さらに短いキャッチコピーとして意識されているテーマは、日常の全ての行動に影響を及ぼしているはずです。

チャンスを逃さず、いつでも反応できること。つまり、目標のイメージ化⇒単純化⇒意識化です。これこそが、目標達成の秘訣だと思うのです。

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2009年6月9日火曜日

林雅行監督との七輪談義・・・

今夜は、久しぶりに、私の師匠でもある、ドキュメンタリー映画監督の林雅行さんと一杯飲んでご機嫌です。
定番のホルモン焼きの店でも、肉の量が、この一年で、みるみるうちに、減量される世知辛い今日この頃・・・。メディア論から毎日の家族のエピソードまで語り合ううちに、元気になりました。

私の未来ビジョンは、今でも変わっていません。地道な日常を繰返すのみです。ありがとうございました。

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