2009年4月14日火曜日

林業再生に必用なこと

4月13日(月)、東京・六本木で第三回「日本に健全な森をつくり直す委員会」が開かれました。


昨年結成されたばかりのこの委員会は、森と川と海のつながりを取り戻そうと各地で社会実験を展開しているアウトドアライター、天野礼子さんが事務局長を勤めています。

(←初めてお話しましたが、てきぱきしていて、気配り上手で、やさしいお姉さんと言う感じでした)




http://www.the-journal.jp/contents/amano/2008/11/post_67.html


委員長の解剖学者・養老孟司(東大名誉教授)さんをはじめ、C.W.二コルさん、立松和平さんなど著名人のほか、研究者や林業関連の現場のトップランナーが顔をそろえています。


会場には民主党の菅直人(民主党代表代行)さんも駆けつけ、参加者による意見交換も。菅さんには政治生命をかけて林業再生について取り組んでいただきたいと思いました。


林業再生を実現するためには、まず文化的アプローチ、経済的アプローチを先行させて結果を出し、政治家が関わりたくなる状況を作る必用があります。多分ここ1年が正念場。


参加された新聞の論説委員の方々やテレビ番組のプロデューサーの方には、是非報道ベースに乗せていただき、日経新聞は経済的可能性を徹底的に論証しながら取材してほしいと思いました。


夜の懇親会では、日本の林業の理論的な柱となる梶山恵司さん(富士通総研)のプレ出版記念パーティーも開かれました。GW明けには発行の見通しとのこと。2年越しの労作。ベストセラーを祈念いたします。


梶山さんは経済同友会の森林ワーキング・グループで大活躍し「森林再生とバイオマスエネルギー利用促進のための21世紀グリーンプラン」(2003年)の取りまとめにも関わった若手研究者です。
昨年、テレビ番組で林業を特集した際には専門家のインタビューとして取材のご協力をいただきました。
ドキュメンタリー番組として再度企画したい。
僕自身の構想も一歩進めていきます。